予防医学とは： 病気を未然に防ぐ、予防医学のすすめ

病気にならないために

次に二次予防とは、仮に病気になってしまっても、それを検査や定期健診等で早期に発見し、 適切な治療法や生活習慣の指導等の処置を行い、病気が悪化するのを防ぐことです。

そして三次予防とは、病気を治療する段階で、リハビリ訓練や保健の指導等により、体の早い機能回復を目指し、 また病気の再発の防止にも努めることをいいます。

例えばガン予防について挙げると、ガンにならないために、まずは禁煙したり栄養バランスに気をつけたり、 感染症の対策を行ったりすることが一次予防になります。 仮にガンになってしまった時、検診を行ない早期治療を行う段階を二次予防といいます。 こう見ると、一次予防と二次予防というのは、私たちひとりひとりが日頃から健康に意識して取り組む予防であると言えますよね。

病気にかからないような心がけ、そして万が一病気になってしまったとしても、早期に発見できるよう定期検診を受けるなど、 健康を意識することによって、病気を予防することができるかも知れません。