脳梗塞予防に有酸素運動: 病気を未然に防ぐ、予防医学のすすめ

病気になる前に防ぐ、予防医学のすすめ
疾病の発生を未然に防ぎ、生活習慣を改善し自然治癒力を増強、健康を維持しよう

病気にならないように未然に防ぐ医学を予防医学といいます。疾病予防や寿命の延長、身体的・精神的健康をはかり、健やかな毎日を送りましょう

脳梗塞予防に有酸素運動

予防医学、予防医療では、食事や運動、睡眠など日常の生活習慣を整え、健康的な生活を心がけるという要素が含まれています。

その中でも、運動の必要性について、我が国での死亡原因ベスト3に入っている「脳梗塞」の予防の視点から、考えてみたいと思います。

脳梗塞を予防するには、有酸素運動が効果的であるといわれています。 有酸素運動によって、血圧や血糖値、コレステロール値を下がり、さらにはたまった脂肪を燃焼して肥満解消をはかる効果が有酸素運動にあるからです。

有酸素運動は毎日続けよう

有酸素運動を実践するときは、まずはゆっくりと呼吸を整えながら行なうようにします。 初心者は、ウォーキングや水泳、サイクリングなどから始めるとよいでしょう。 これらの適度な有酸素運動は、血行を促進し、脂肪燃焼をうながす効果があり、肥満解消に効果的なんだそうです。

逆に、ウェイトリフティングや全力疾走など、瞬間に強い力を発揮する運動は、瞬時に血圧が上昇し、心臓への負担が大きいので、かえって脳梗塞予防としては逆効果となります。

予防医学の観点から有酸素運動を行なう際は、忙しいからといって休みの日にまとめて何時間も運動するのではなく、毎日あるいは1日おきに、少しずつ継続していくほうが効果的です。 その際は、全身を動かす運動で、呼吸が荒くならない程度の運動がよいでしょう。

冬場のウォーキングは、急激な温度変化による体の負担をなくすためしっかりとした防寒対策をしましょう。また夏場は、運動した後に急にエアコンの部屋で体を冷やすのはよくないです。 それから、発汗による脱水症状を防ぐため水分補給を忘れずこまめに行なってください。 水分補給が不足すると、血液に粘性がでて血栓が生まれやすくなってしまうので、注意しましょう。

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よっしー

健康を維持し、健やかな毎日を過ごしたいですよね。
病気になる前に、未然に防ぐ「予防医学」というものに興味を持っています。 まずは日頃の生活習慣を見直し、健康な体づくりを意識することから始めていこうと思っています。
予防医学について、少しずつ学んでいきましょう。

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