高血圧予防減塩食の工夫: 病気を未然に防ぐ、予防医学のすすめ

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病気になる前に防ぐ、予防医学のすすめ
疾病の発生を未然に防ぎ、生活習慣を改善し自然治癒力を増強、健康を維持しよう

病気にならないように未然に防ぐ医学を予防医学といいます。疾病予防や寿命の延長、身体的・精神的健康をはかり、健やかな毎日を送りましょう

高血圧予防減塩食の工夫

塩分の摂り過ぎは身体によくない、というのは昔からよく言われていますよね。 しかし予防医学に励むあまり、病気を寄せつけないからだ作りをしなくては!と塩気をカットしたなんとも味気ない食事ばかりでは、 食事の楽しみがなくなり、やがて精神的に参ってしまいそうです。

食事は毎日のことですからとにかく飽きない工夫が必要です。 特に、高血圧の方の食事療法となると、おそらく一生涯続けていくことになるでしょうから、美味しく楽しく続けたいですよね。

楽しく美味しく減塩を

基本的に和食というのは低脂肪で食物繊維が多く摂取でき、比較的身体によい印象がありますが、肝心な味付けによって、かえって塩分が多くなるメニューもあります。 味噌汁、お漬物を毎食毎食食べていては、すぐさま塩分過多になってしまうでしょう。 これは意外ですが、洋風のメニューのほうが減塩食には向いていたりします(脂肪量さえ注意すればですが)。

しかし、いくら減塩を心がけるとはいえ、味つけする時に単純に塩分を減らしただけでは料理が味気なく、おいしく食べられません。 そこで、なるべくおいしく、減塩するコツというのを紹介したいと思います。

まず、うす味でもおいしいと思えるために、匂いやダシ、風味を生かすとよいでしょう。 例えばニンニクや生姜、大葉など、香りの強い香味野菜を加えてみてください。 またカレー粉や七味唐辛子、ワサビなどといった香辛料も、うす味でもおいしさが感じられます。 さらに、塩をふる代わりに酢やレモン汁などをアクセントに使うのも有効です。

それから、醤油を直接使うよりも、昆布やかつおで濃い目のだしをとっておき、醤油と合わせた自家製「だし醤油」を作っておくと便利ですよ。 洋風のメニューならば、牛乳を加えたりすると、うす味のシチューでもコクが出ておいしく感じられます。

高血圧症の予防医学として、さらには普段から健康に気を使う人の食生活の中で、減塩食をぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

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よっしー

健康を維持し、健やかな毎日を過ごしたいですよね。
病気になる前に、未然に防ぐ「予防医学」というものに興味を持っています。 まずは日頃の生活習慣を見直し、健康な体づくりを意識することから始めていこうと思っています。
予防医学について、少しずつ学んでいきましょう。

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